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『アルケミスト ― 夢を旅した少年 ―』
パウロ ・コエーリョ 著 / 山川 紘矢 & 山川 亜希子 訳
本体価格 : \552 + 税
1997年2月初版 / 角川文庫
旅に出ると、人 ・物 ・場所などの様々な出会いによってインスピレーションが呼び起こされ、
普段見過ごしがちだったことに気付かされることも少なくありません。自分自身を見つめ直す
きっかけとなり、時には人生を変えてしまうことだってありえます。そんな影響力の大きい “旅” というものに、私はとても心惹かれてなりません。
この物語は、父親から神父になるよう望まれていた少年が、「もっと広い世界を知りたい」 と、羊飼いになり旅に出ます。途中、思いもよらないハプニングに見舞われるのですが、それらをすべて “意味のある出来事” だと受けとめ、“前兆” に従い自身の夢の実現に向けて旅を続けていきます。
物語に出てくるいくつかの印象的なフレーズの内、私にとって特に共感できるのが 「人生に
起こるすべてが前兆」 「物事は鎖のように一つずつ繋がって起こってくる」 というもの。その時には回り道だと思っていたことでも、振り返ってみると決して無駄ではなく “今” に繋がっていたんだと、私自身感じたことがあります。が、時が経つと、“今” の自分を見失ってしまいそう
になることも・・・。この本を読み返す度に “過去” も “現在” も 必ず “未来” へと繋がってい
るんだ、ということを思い出させてくれます。元々良いジンクスは信じたいと思う性質なので、
四つ葉のクローバーを見つけたりすると、「きっとLuckyなことが起こる前兆だ♪」 と思ってしまいます。たとえ旅に出なくても、普段の生活からでもそんな些細な前兆をよみとりつつ、人生を楽しく過ごせたら最高だなぁ〜と思います。
より豊かな人生を送るためのヒントを与えてくれる一冊ではないでしょうか。お薦めです♪
Ulara☆
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